社会の窓

先週インフルエンザにかかったりしたもんで、今日中にやらなきゃいけないこと盛りだくさん。朝8時半のバスで学校に行き、採点した生徒の小論文に添付するコメントシートやその他諸々をプリントアウト。 先週の中間試験の束をガバッとかばんにつっこんだら、道向かいにある学校のヘルス・クリニックへ予約の時間ぎりぎりに到着。最後のインフルエンザの診断等々。


お昼過ぎに毎週恒例のマイケル&クリスティンとのミーティングのためにKitty Kat Clubへと急ぐ。 途中で図書館によって、リコール(他の人が『おらも読みたいだべ!』と本の返却をリクエストすること)された本を何冊か返す。 くそー、だれだ、リコールしたヤツ。 自分は必要な本はばんばんリコールするくせに、自分が貸し出ししてる本がリコールされるとハラたつジコチューなわたし。 


リコールされた本を返却するのを遅れると、ペナルティがキッツいのだ。大体一日$3ドル。これで3冊とかリコールされた日にゃぁ、一日遅れただけで$9ドルの罰金。 そんなの、ちょっと家計的にこまっちゃうわよねー、奥さん。(←いきなり井戸端)


予定の時間より1時間半ほど早くKitty Kat Clubについて、マイケルが来る前にモーレツな勢いで残りの小論文のコメント付けと中間試験の採点をやる。ぶひー、あたまから煙はきそうだ。


2,3人分の小論文の採点を残したところでマイケル登場。 今日はクリスティンはカリフォルニアにある大学で面接があるらしい。 がんばれよー。


今日のミーティングはなんだか、ただのおばちゃんの井戸端会議みたいだった。世の中の人たちを「おじさん」と「おばさん」の人種にわけるとしたら、マイケルは絶対「おばちゃん」。 あたしも、「おばちゃん」。 


彼は今日はなんだかグチがものすごーくたまっていたよう。始終なんか、又はだれかについての文句をぶーぶーいっている。 ・・・・それにしても、マシンガンのように次から次へと話すなぁ。 まぁ、そんなときもあるやね。 ふんふん、と紅茶をすすりながらテキトーに相槌をうつ。 


2時半にオフィスへもどると、4時からの授業に間に合うようにばたばた採点を全部終わらせて、必要なコピーとか、参考に見せるビデオの準備をする。 
そんなときに限って、先学期私のクラスをとった生徒がやってくるではないか!ヒー。アルゼンチンに留学したいから、推薦状を書いてほしいとのこと。 
あ"〜、またひとつ仕事がふえたよ。 20分ほど話を聞き、忙しいので生徒を追い出す。 


今日の講義は、ちょっと詰め込みすぎたみたいだ。最後に時間が足りなくなって、残りは来週にもちこし。 ま、いいや。


授業が終わったとは、今日のクイズの採点して、推薦状を書いて・・・・とオフィスに残って仕事してたら夜の9時!  社会人みたいだ。 かつてなんちゃって社会人をしていたときは、これを毎日やっていたのだ。そんな自分はちょっとスゴかったかも?とか回顧しながら、バスにゆられて帰宅。


もーつかれたから寝るもんね!とベットに入るも、このあいだ古本屋で買ってきた『古畑任三郎』にはまる(←古すぎ?)。あたしはこのテレビドラマを見たことはない(たしか田村正和だったよね?)のだけど、本は楽しかった。けっきょく上下2巻とも一気読み・・・・・・朝方4時ごろ眠ることに。