社会の窓

結婚式、無事におわりました。 とっても楽しかったです!! 


入籍をアメリカでしているので、ドイツ(と日本)での結婚式は、基本的に家族のためだと考えていたので、今日の教会での式はドイツ語でお願いしました。 来年の夏に日本でも式を簡単にあげる予定なので、私たちの両親はベルリンでの式には来ていません。 


ダーリンのパパと一緒に教会に入って、30人ぐらいの家族とお友達に暖かく迎えてもらいました。ダーリンのお友達マティアス君のちびっ子フィリップ君(17ヶ月)も来てくれたよ!  40分ぐらいの式の間に賛美歌が3曲あったのですが、なんせ信心深くない関係者各位。パイプオルガンに合わせて聞こえる歌声はほとんど皆無(笑) 後で聞いた話ですが、オルガンの音にあわせてフィリップ君は踊っていたそうな(笑)


式が終わった後は教会の外で写真撮影。 たくさんの人からのハグとキスに迎えられるのは うれしいなぁ。知ってる人も、知らない人も、英語ができる人も、できないひとも、(そしておよばれされてない人も)みんなお祝いの言葉をかけてくれました。 


パパ曰く、教会であげる結婚式やお葬式は基本的に公的イベントなので、人の参加を拒否するということはできないそうです(ドイツでは教会税というのがあるので、その関係かな?)。 なので、『招待されてない人』も何人か来てくれちゃったそうです(苦笑)。   

レセプションは、もちろん招待された人だけ(笑) 写真撮影の後は、早速レセプション(披露宴というのかな?)会場に移動することに。 なんせ冬のベルリン。ドレス一枚ではめっちゃ寒いのです。 76歳のスイス人のおばあちゃんヘルガさんが、徒歩5分のところをわざわざ自家用車で私たちを運んでくれました。(ほかの人たちは、みんな徒歩だったようです・笑) 


ミラーにつけた白いリボンをひらひらさせながら『ひゃっほ〜♪』とクラクションをプープーならしながらかっ飛ばすヘルガさん。 後ろを走っている車(知らない人)もプープークラクション鳴らしながら応えてくれます。 こういうところ、外国やねぇ(笑)


レセプションでの食事はバイキング形式で、スモーク・サーモンの前菜から豚肉の料理、チーズ・プレートにジャーマンポテト風なの、ポテトサラダ、ストロガノフ風なの等々、いろんな料理が並んでいました。 めっちゃおいしかったです!!! 


日本の披露宴とかはご挨拶なんかであまり食べれないそうですが、Biribi、しっかり何皿も食べましたよ。 ニュレンベルグ地方から来てくれたオリバーとバーバラ、日本から来てくれたやどちゃん、片言の英語で3人で楽しそうにやってるので、今日は通訳のお役目をちょっと失礼していろんな人とおしゃべりしてきました。 


インドネシアと日本のハーフのサブローさんと日本語でお話したり、女性弁護士のライブラーさん(マティアスのお母さん)と中国のガラガラヘビの話したり、ジーグリッド叔母さんと彼女の家の修復のはなししたり・・・・(笑) ダーリンのパパは酔っ払って、いつもの歴史講釈をはじめたのですが、なんとギリシャオリンピア時代から話がはじめるし! 壁際に座っていたやどちゃんを捕まえて、英語とドイツ語のちゃんぽんで、オン・ステージ! 30分ぐらいして席にもどったら、まだ1930年代あたりでした(笑) 


私たちのレセプションは、一部屋を貸しきっていたのですが、その隣ではディスコが。 白髪のじいちゃんたち、フィーバー!!! なんと70歳のお誕生日パーティーだそうで、めちゃめちゃノリのいい(昔の)ディスコ・ミュージックにのって、じーちゃんたち踊りまくってました(笑)


私とダーリンが神父さんとおしゃべりしていると(神父さんもレセプションにきてくれたよ)、『どう、この曲ちょっとましじゃない?』とジェニちゃんのパパ、ペーターがテーブルへとやってきました。 『隣の音楽、ちょっと趣味がいまいちだから、DJのところにいって、2曲リクエストかけてきた』(爆)  『僕、61歳だから、よそ者ってばれるかと思ったけど、すんなりリクエスト通ってフクザツ・・・』(爆)  


テレビや映画でよくあるように、誰かがグラスをチンチンチンとならしてかっこいいスピーチをする、なんてこともなく、 おしゃべりした内容もどうでもいいことばかりなんだけれど、みんなワインやシャンパンがんがん飲みながら、えらく陽気で楽しかったです。 ダーリンと一緒なることで、こんなにたくさんの気張ったところのちっともない、とっても暖かい家族やお友達とつながっていけるということは、とても幸せなことです。 ベルリンでのしきに参加してくれたみんな、そして遠くから暖かくサポートしてくれている家族やお友達に、そしてネットを通して私のことを見守ってくれているみなさんに、感謝。


みなさん、これからもどうぞよろしく。