社会の窓

今日はヘンゼルのママン、カーリンのお誕生日。 

ザルのような記憶力のヘンゼル。例年どおりすっかり忘れていて(というか、誕生日をまったく覚えきれないザルっぷり)、弟のミシャ君からの電話で「今日ママの誕生日だから、電話してあげてね」といわれて気づくほど。


ベルリンへ電話して聞いたママンの今日の話。


いつもどうりスーパーへお買い物に行ったら、ヘンゼルの小・中・高ととおしての同級生のお母さんにばったり会ったそう。 


お母さん『あら〜 ひさしぶりねぇ〜  まずはともあれ、おめでとう!』

カーリン 『あたしの誕生日を知ってるなんて、しらなかったわ!! ありがとう!』 

お母さん 『・・・・・えと、誕生日って知らなかったんだけど・・・・息子さん、結婚したんだって? このあいだ教会のニュースレターにのってたから・・・・・』


カーリン、こっぱずかしい思いでチャリンコこいで帰ってきたそうな。 ぶっ(笑)


ママンはけっこう、こういうボケが多い。


私たちの結婚式の準備のために、牧師さんに式をお願いするときも、すごいボケかましてた。


牧師さん『奥さんはキリスト教徒でなくても、もちろんうちの教会で式を挙げることができますけど(ちなみに、カトリックとかオーソドックスでは異教徒の結婚式はしてくれません)、奥さんは何を信仰されているますか?』


カーリン 『あ、Biribiちゃんは無神論者です』(これ、キリスト教者に向かって言うのは、けっこうすごいこと。)


牧師さん 『・・・・・・・(絶句) えと、無神論だと、ちょっと、困るのです。無神論者だと、じゃぁ、なんで教会で・・・ということになるので・・・・』


数日後、ヘンゼルが電話で『Biribはは仏教徒です』とフォロー入れてくれたので、無事に式を挙げてもらえることになったのだけれど、聖職者に向かって「無神論者」はないよなぁ・・・ (てなわけで、Biribi、仏教徒ということになってます・笑) 


なにはともあれ、カーリン、68歳のお誕生日おめれとぅ!!!  これからも、ぶっっと子供らがふきだすようなボケをどんどん楽しみにしてます!