社会の窓

福岡と熊本ぐらい近い距離なのに(ローカルな比較でもうしわけない)、なかなか行く機会のないアトランタ。春学期終了のお祝い(?)がてら、今回は1泊して遊ぶことに。 観光地も面白いけれど、それだけじゃぁつまらないので、『観劇』をテーマに遊ぶことに。


空港でかものはし先生を下ろして、ダウンタウンに向かう途中で速道に迷うヘンゼルとBiribi。 作戦会議のために、とおりかかったコーヒーハウスでいきなり休憩(笑)

ランプライターハウス
http://www.lamplighteratl.com/index.html

パンケーキを食べたんだけどね、なんかちょっとすっぱかった(苦笑) 屋外にテーブルがあって、勉強するにはもってこいの、オルタナティブな雰囲気なんだけどなぁ・・・・  こんどは本をもって、お茶しに来よう。


プリウス号でうろちょろした後に向かった、今日のハイライトはディナー・シアター! 食事をしながら、観劇するってやつ。 

Agatha's -- A Taste of Mystery
http://www.agathas.com/

フルコース(5皿)の食事をしながら、その間ステージで劇があるのかと思って言ったのですが、ちがいました。 
5皿のあいだ、あいだに、殺人ミステリーの劇がテーブルとテーブルの間で展開されるもので、食事の合間のお客さんたちも参加するようなものでした。   お客さんによっては、前もってちょっとしたセリフなんかを渡される人もいるのですが、さすが(?)アメリカ人。 ノリノリで酔っ払いの役をやったり、証人の役をしたり、思った以上に楽しかったです。 


私たちのテーブルで席を一緒にしていたのはゲイ・カップルの二人だったのですが、彼らが一緒に住み始めて1周年の記念日だったらしく、劇団の人たちと口裏合わせて合ったんでしょうね。 劇の途中で、彼が相方の彼に(ああややこしい)指輪をプレゼントをするというシーンもあったり。 


ジョージアは政治的にも文化的にもものすごく保守的なところなので(南部は一般的にそうですが)、ゲイカップルへの他のお客さんたちの反応はどうだろう?と思っていたら、意外にもたくさんの人がおめでとうの声をかけたり、結婚のアドバイスをあげたりと、えらく和やかで温かい雰囲気でした。 ジョージアの意外な一面をみれて、とてもよかったです。 


ちなみに、指輪を受け取った彼も、実は記念日のプレゼントにこっそり指輪を用意していたらしく、ふたりともびっくり。指輪をふたつはめることになったかわいいカップると一緒に観劇できて、2重に楽しかった晩御飯でした。