社会の窓

コロンバスに来てから知り合った、3人の日本人の女性たち。それぞれ、アメリカ人のだんなさんとお仕事を持っている人たちです。一番上は42歳、一番下は30歳になりたて。 二人は子供もち、あとのひとりは、Biribiとヘンゼルみたいに、子供なし。  


今日は、この4人で集まることに。
旦那さんが今、イラクに駐在中の方のおうちにみんなでおしかけて、それぞれもちよった食べ物たべながら、べらべらべらべらべら。 ほかの二人の旦那さんたちが風邪をひいて、急遽これなくなったので、ヘンゼル、またもや日本語に囲まれることに。 みんな英語ができるから、不自由なく会話には参加できるのだけどね。


夜6時に、郊外にあるお宅に集合。今回もちよったのは、

バーベキュー リブ
サンドイッチ
メキシカンサラダ(コーン、ブラックビーン、トマト、アボカドなんかが入ったやつ)
チャーハン
サモサ
ピザ
ケーキ
羊羹、お饅頭、日本茶(これは、Biribiが日本から持って帰ってきたおやつ)


てんでバラバラのものを持ち集まったのだけれど(笑)、なんやかんやいいながら食べちゃいました。
日本茶を何倍ものみながら、キッチンにあるテーブルで大人5人が話しているうちに、子供4人はみんなリビングでビデオみたりゲームしたり、うまい具合です。


会社の愚痴をこぼしたり、これからトーフルを受けなきゃいけない人にみんなでアドバイスあげたり、大学で授業で受けてる人の苦労話を聞いたり、出産のときのエピソードを聞かせてもらったり、めちゃくちゃ楽しかったです。 

 
なんだかジョイ・ラック・クラブみたいだね、なんて話しながらすごしていく一晩は、とってもにぎやかで、とても楽しかったです。


エイミー・タンの原作を元に1993年の映画化された『ジョイ・ラック・クラブ』は、アメリカへ移民してきた中国人の女性たちと、移民2世にあたる娘たちの間にある、世代の違いと絆を描いたもの。 マージャン卓を囲んでおしゃべりする4人の第一世代の女性たちを通して、物語が展開します。 


海外で妊娠・出産するということは、周りにアドバイスや生活の知恵なんかをくれる家族やお友達や親戚がいないってことで、それはどんなに医療設備が整っていても、妊娠や出産に関する向き合い方の文化的違いは、きっと不安に拍車をかける環境なのかもなぁ、と今まで漠然と思っていたのです。(あ、妊娠してませんよ、念のため・笑)


今晩、この3人の日本の女性たちと集まって、アメリカで妊娠・出産することは、そんなに怖いことではなくなったような気がします。


日本でも、アメリカでも、いいお友達に囲まれているということは、とても幸せです。