社会の窓
10月3日は、東西ドイツの再統一をお祝いする日 (実際に壁が崩壊したのは11月なんだけどね)。
今年は、ベルリンへ巨大なマリオネットがやってきました。映像はこちらから↓
Die Risen Kommen (『巨人がやってきた!』)
http://www.youtube.com/watch?v=ZceFbxHz7ok
http://www.youtube.com/watch?v=HO7GVtsoiPo
こんなに巨大なのに、表情が! めちゃくちゃ魂に満ちた顔してるじゃないですか! 動きだってすごくスムーズで、あぁぁぁ 本物を見てみたいっ!!!
公演しているのはフランスのジャン=リュック・クールクーというプロデューサーの指揮する大道芸グループで、世界各国のいろんな町を舞台として、巨大なマリオネットたちがストーリーを展開していきます。
ベルリンでは、二人の巨人がアレクサンダー広場のそばをねり歩いたり、テリアガーデンの側の道端で寝たりしながら、3日目の今日、東西ドイツの再統一を祝う日に、二人はベルリンで出会います。
素敵ですねぇ、こんなパフォーマンス。
マリオネットの前に、小人となってしまう私たち。動いていく歴史を、ただただ見上げるだけの、私たち。 都市を舞台として、私たちを虚構の世界の一部としてしまうマリオネット。
20年たった今も、これからも、ベルリンは沢山の問題を抱えながら、いろんな胎動が息づく町であってほしいです。