社会の窓

ファビアンが生まれて、あっという間に1ヶ月がたとうとしています。
おっぱいあげて、おむつかえて、すきあらば昼寝して、泣いたらあやして・・・と単調な毎日なのだけれど、すごい速度で時間がとんでいきます。


1週目は、ファビアンも私も、おっぱい上げるのも飲むのもへたくそなので、おっぱいが痛くて泣く一週間でした。 出産後4日目にお乳が出始めたのだけれど、おっぱいがパンパンに腫れていたいの何のって。 ラッチオンもへたくそなので、乳頭は傷だらけで血までるし。 それ以外は、とにかく必死で、ヘンゼルもBiribiもあまり記憶がないのです。 きっと寝不足でトランス状態だったんだろうなぁ。


2週目は、おっぱいをあげるコツみたいなのがわかった気が。あ、こうすればいいんだ!と、ある日気がついて、おっぱいあげるのが痛くなくなりました。 


3週目は、いきなり夜泣き(?)が始まってびっくり。 月曜、火曜と2日間、夜になったらギャン泣き。 なぜ? どうしたん? と、ヘンゼルと二人で戸惑いました。 それにしても、サバイバル・メカニズムなんでしょうね。 ベビーの泣き声って、大人の注意を引くようにプログラムされてるんですね。 泣き声をずっと聞いてると、ほんと精神的に参りますな。 ヘンゼルと一緒だから気持ち的にバランスを保つことができたけど、これは一人だったらつらいわ。 夜泣き対策に、おしゃぶり導入。 これでかなりおとなしくなってくれました。


4週目。 ギャン泣きすることはなくなったけれど、眠くなったらフニャフニャ泣くようになりました。 歩いたり、だっこしたり、歌うたったり、話しかけたり、なんとなくどう対応すればいいのかわかってきたような気も。 それでもダメなときは、泣いてエネルギー発散してもらってます(笑)


子育てって、いろんな理想や「こうじゃなきゃいけない」って固定観念を手放すことなんだ、と1ヶ月たって思うようになりました。


ファビアンが寝ている間に、息抜きにスタバで仕事してても、『何時になったらおっぱいあげなきゃ!』と思ったら落ち着いていられないし、おっぱいあげられるのが自分だけだとストレスになることも知りました。秋学期がはじまったらすぐに家に帰ったりできないので、ファビアンは今週ミルク・デビューしました。 私がいない間に、ヘンゼルが哺乳瓶で飲ませてくれたのだけれど、問題なく飲んでくれるようです。 搾乳した母乳が足りないときは、ミルクでいくことに。


母乳に関するサイトを読んでいると、母乳神話みたいなのがあって、100%母乳じゃないとダメ!みたいな雰囲気が強くって、哺乳瓶やおしゃぶりなんてもってのほか! みたいなところがあります。 2日間ギャン泣きされたとき、ストレスでみんなハッピーじゃなかったら意味がないと思って、おしゃぶり導入。 おしゃぶりは迷ったけれど、導入してよかった。 もちろん万能薬じゃないけれど、精神的にすごく助かってます。  


こうやって、すこしづつ『こうじゃなきゃ』とおもっていたことを手放してみて、ちょっとずつ身軽になることができました。 初めての子育ては、判断することすべてで迷いがでるからキツいんだとおもうんです。 だから、ちょっとづつ身軽になる努力だと思って、大変だけれど毎日楽しんでいます。