今回の旅の目標というか、テーマは、生活をエンジョイするココロを取り戻すこと。



学部内でのいやな出来事とか、ファビが生まれて忙しくなったこともあって、気がつけばこの2年間、効率の良さを追求するはかりの生活に。  朝から晩まで追われるように忙しくって、消耗しきって終わる一日の後には、達成感とか満足感なんてこれっぽっちもなくって。 



今の学部は、もうイヤなところだらけ。
実は研究に対しての真摯な姿勢なんてこれっぽっちもいないところとか、知的平凡さを暗に祝ってるところとか、上に好かれることを使命として、信じていることのために戦うなんてことのないところとか。 


問題の根っこは学部とか大学全体だけじゃなく、ほんとうは松の町全体の文化的な問題なので、解決できるわけでもなく、かといって、そのまま長いものに巻かれるのもイヤで。



カフカエスクな毎日の中、はっ気がつけば、生活を楽しむということを、すっかり忘れてしまっていました。



この夏は、ヘンゼルと二人で(+ファビ・笑)、効率のいい生活ではなく、Good Lifeを取り戻すことがテーマ。  



普段と違う環境で、まずは、自分にとって正しいことを。



ベルリンについて以来、ずっと書きかけだった論文に、毎日向かってます。 
(子守を引き受けてくれてるヘンゼルに感謝!)