なんとかやっと、南ドイツにある別荘を売ることができそうです(嬉)
今日、弁護士事務所でミシャ、ヘンゼル、叔母さんの3人で、分割合意のための書類にサインしてきた模様。


あぁぁぁぁぁ ここまでの道、長かった(疲労



是非買いたい!と、忍の字でがんばってくれた買い手の人も、ほっと一息ついてるんじゃないでしょうか(苦笑) これで、売買契約の書類をプロセスできます。



叔母さんたちの住んでいる家は一等地に立っている大きな家なので、たぶん、土地だけで軽く5〜6千万の価値があります。 


正式にはミシャとヘンゼルにもこの家の相続権があるのですが、今日、その相続権も破棄してきました。


大きなお金だけれど、それはヘンゼルのお父さんと両親との関係だとか、お父さんの倫理観や美学だとか、たくさんの要因が複雑にあるって、手放すことが一番であると、みんなで納得してのこと。 



まだスイスの物件を手放す手続きが残っているのだけど、叔母さん(と息子さん)は引き取る気、満々なようなので、スムーズに行くことを願います。 



この一連の騒動(笑)は、なんだか、中世時代のバトルのようでした(まだ終わってないけど・泣)



叔母さんの息子、オラフはたぶん、40歳半ば。 ヘンゼルとミシャの従兄弟にあたるわけですが、彼は、若いころに交通事故にあったので、食べていくに全く不自由しない額の保険金が保険会社から支払われているそうです。  


彼も、おばさんと同じように、働いたことのない人です。
労働を放棄してしまったひとたち。 


基本的なレベルでの社会生活をしてなので、ふたりとも浮き世離れしているのだけれど、でも、すごく鋭い。頭が切れるというわけれではなくて、すごく狡猾。 


なんだか、近代化することできなかった貴族の魂が、朽ちることを拒みながら、何度も何度も、息を吹き返しながらやってくる感じ。


平気でウソもつくし、事実を曲げたり、議論を180℃変えたり、バカなふりしたり。



The Lord of the Rings のゴラムみたいなものに立ち向かってるような経験でした (Biribiは直接かかわってないのですけどね)

あ、日本ではゴクリって名前なんですね。 『獄吏』をカタカナにしたのかな? ナイス・ネーミング!



なにはともあれ、南ドイツの件はひと段落したので、なにより。


ちょっと一息ついてる、ヴァイドゥラー家です。