珍しくヘンゼルが 『コンサートにチケット買ったよ!二人で行こう』  



あまりにもヘンゼルには珍しい行動なので、本当に雨ふりました(爆)



ミシャにファビを頼んで出かけた先は、美しいベルリーナドーム。



今日のコンサートはこの中で。

写真(というか私のカメラの腕)では全く伝えられないけれど、とっても美しい教会。 何式の彫刻なんかな? 金が多いからバロック式??  見上げるという言葉がぴったりの天井窓、周りをかこむ4人の伝道者たちのモザイク画、天使の彫刻がほどこされた円柱。  これ、みんな人が手で作ったんだよね。 畏敬。 



国際シンフォニーオーケストラだったかな? 演目は、モーツアルトシューマン。  それに、演目になかったベートーベンの第7。



コンサートが始まる前に、指揮者が二人の奏者と一緒に観客の前に立ち、




『右にいる彼はウクライナ出身です。左にいる彼はロシア人です。これが国際オーケストラなのです。 音楽とはなんちゃらかんちゃら・・・』





そして、『犠牲者へ憶いをむけて』と、演目になかった第7を。




教会、しかもベルリーナドームで聴く第7はよかった。 スペースと曲の雰囲気が合っているような気がするし、前置きの言葉も教会という場にふさわしかったのかも。



でも、あのウクライナ人とロシア人を両脇に抱えたオープニング、あれは、うーむ。 



対立するものを含んだ集合体が作り出す美



対立・紛争ってのはその他大勢が享受する快楽の世界全体の生産過程をになう(きっと不可欠な)一部なんじゃないの? 


うーむ。 



演奏は、『悪くなかった』ってのが感想。 よかったですよ。
観客は正直ですね。 拍手は十分なんだけれど、スタンディング・オベーションをしたのはほんの数人。 ベルリンフィルって、やっぱ素晴らしいんだって思った(笑) 



夜のタワーをみながら


二人でビール飲んで、ファビの寝ているアパートへ。