社会の窓

シェリル・サンドバーグさんの著書


これはじゃぱんでも人気なのかな?
アメリカではすごく話題になっている本なのですが、ひょんなことから彼女の講演に行く機会があって、行ってきました!



参加料が6万円とか10万円とかする地域のトップの経営者たちを対象にしたリーダーシップのフォーラムのコーディネートを知り合いがしているのですけど、その方からチケットをいただいたのです。 


このフォーラムのスピーカーの一人が、サンドバーグ女史。
フェースブックのCOOをされている方。 


講演に行くからには、と彼女の本を同僚に借りて速読。


彼女のように仕事を通して躍進して行きたいと思っている女性たちにむけた本。
ジェンダー問題の議論としてはたぶん新しい議論を展開しているようには見受けなかったのだけれど、きちんとデータに基づいた論の展開と、微妙で具合でどんなふうに女性の社会進出が女性自身の内外から阻まれているかを読みやすく、単刀直入に書いてある本だと思います。  そして、こういう本は、大切だと思う。 


仕事はバリバリしていいんだ
家事とか育児とかちゃんとできてなくてもいいんだ
どちらを追求するにも、後ろめたさなんてかんじなくていいんだ


軽く背中を押してくれるような、気持ちを軽くしてくれる本でした。


Biribiの原動力は闘志とか競争心というか、ambitionではないので、周りのひとほど共感したり感動したりはしなかったのですが、それでも、気持ちがほんの少し楽になる、キャリアを目指すことは悪いことじゃないって後押ししてくれる本で、読んでよかったです。



彼女自身の講演は、著書の内容そのまますぎてちょっとがっかりだったのだけれど、その他の著名な人たちの講演が聞けたのはプラスでした。


朝8時から夕方5時まで6人の講演があるフォーラムだったのですけど、それぞれはどんな風にリーダーシップを定義するんだろ?って思いながら聞いてました。 


さすがに1日中聞いてたら飽きるかな?と思ってたんだけれど、そんなことなかった!



いろんな分野でアメリカのトップに立っている人たちの話を聞くって、すごく良かった。
ビジネスとか経営とかはあまり関わりのない世界だけれど、違う世界に身をおくってすごく新鮮。  休講してよかった(笑)


リーダーシップについていろんな考え方があって、まだそう言う立場に立つことや立ちたいと思うことは少ないけれど、将来の自分のリーダーシップを想像するのにすごく刺激的でした。


あと、いかにうちの学部、大学、アメリカ南部という場所が、いまトップに立っている人たちのリーダーシップの定義と対局にいるかも分かりました(苦笑)


頭はルンルンになったけれど、久しぶりにスーツ着て、ヒールのある靴を履いたので、体はめっちゃ疲れました。