帰ってきた夏

突然夏が戻ってきた。昨日も今日も、90Fをこえる暑さ。
先週すごく涼しかったから、もう衣替えしちゃったよ。どうするよ。

朝起きて「ちょっと暑いなぁー」と思いながらポチポチとパソコンをたたいて論文を書きはじめたら、上の階の住人の音楽がズンズンと響いてきだした。私の部屋からはそんなに聞こえないのだけれど、ルームメートの部屋には音響が響くようだ。さっそく彼女が部屋から出てきて文句を言い始めた(私に言ってどうする)。うぇ、別の意味で暑苦しくなってきた。

最終的には彼女が上の階の人に文句を言いに行って音楽は止まったのだけど、ここから予想どうりの展開へ。彼女曰く、「やっぱりブラックのひとじゃない」エトセトラ。彼女は、どちらかというと、いろんな「差異」を肌の色に帰属させる傾向がある。私は、そういう発言を、聞くのは不快に感じる。気持ち的湿度上昇。

ここで正義あふれるアカデミックならば、きちんと反論したり、これからの会話のきっかけをつくるのかもしれないが、中途半端な私はそんなことはしない。それよりも、目先の論文書きの作業のほうが大切。えっと、偽善者と言われたっていいのだ。すべての「不正義」に見える事象に反抗することが倫理ではないし、戦うには、何と戦うのか選択するべきだと、基本的にはおもっているから。

で、そんなルームメートが面倒くさくって、そそくさと今日の隠れ家、Bob's Java Hutへ。ここはいまいち涼しくはないけど、Caribou Coffeeみたいに冷房で寒くなるよりはましなので、最近たまにくる。新たな仕事場候補。サンドイッチとかもあるから、長居して論文書いたりするには悪くないかも。冬になってどれくらい暖房がきいてるかにもよるが(この近所のVera's Cafeなんて、寒くってとってもいられたもんじゃない)。 

ひとしきりふんばったあと、なんとなく今書いている章の外枠が出来始めた。結局、午後、ずーっとそこでキバってみたかいがあったさ。この調子で大まかな枠組みを明日、あさってのうちに構築できたらいいなぁ。

帰ってきてからは、今週サボり気味だった翻訳の仕事を少し。
本当は火曜日の授業の下調べと講義の準備をする予定だったんだけど、今日はパス。(そしてこれをきっと、明日後悔する)。ま、いいのだ。明日は明日の風が吹く。そして明日も暑いみたいだ。