今日はダーリンの同僚でスウェーデンから客員教授としてオークランドに来ているフォルヶと彼の奥さん二ナのおうちへおよばれ。12歳を頭に、8歳と4歳の子供たちと一緒に彼らの家のそばにあるシェルトンハム・ビーチへピクニックに行く。


(ここでもまた)白ワインを飲みながら、チキンサラダをいただく。子供たちはさっそく海に飛び込んでキャーキャー言っている。 彼らの出身地のストックホルムは白夜の続く冬はとても鬱々としていてうんざいりするから、できるだけ長い冬を海外で過ごしているのだそう。若いころから夫婦で世界中を旅行したらしい。 今年は家族全員でニュージーランドに住むグローバルな家族。 


スウェーデンでは小学校が7歳から始まるのに対し、ニュージーランドでは5歳からなので、最初は、言葉の壁もあって、ちょっと苦労したらしい。子供たちはちょっとシャイであまり英語で話したがらないけど、聞き取り能力は抜群。大人の話もちゃんと聞いてるし、スウェーデン語で「パパ、それ違うよ、火山が噴火したのは500年前だよ」とか注釈をいれたりしてる。 英語圏に来て数ヶ月なのにこの上達振りはスバラシイ。 


奥さんの二ナは劇作家。スウェーデンノルウェーではとても有名な人らしい。 彼女の劇は(あたりまえだけど)スウェーデン語なので、残念ながら私が鑑賞することは難しいけど、いつか彼女の書いた演劇をスウェーデンでみてみたいなぁ。 


旦那のフォルヶはジョーク飛ばしまくりの、陽気な人。 むかし日本の映画「たんぽぽ」を見てすごく楽しかったらしく、「あの映画を見るたびにおなかがすくんだ! あんなヌードル・ショップがあったら、僕は通うね。弟子入りしたら毎日食べられるかな」なんていっていた。 


ダーリンはこんな人達に囲まれた毎日を学校の中でも外でもすごしているんだね。素敵な人達にかこまれた、いい環境にあえて、よかったねぇ。