社会の窓 本日公開

み・て・き・た・よ! ダ・ヴィンチ・コード!!
日本では、どうなのかな? アメリカ映画PR担当会社の思惑をぐっとしたまわるかんじな公開前の盛り上がり方。 レビューもそんなによくないし。 


それでも、学割で$6.50払ってダウンタウンの映画館にはいると、はほぼ満席(すっごくめずらしい!)。

ところどころで観客から笑いがもれたり、「うぉ!」とオドロキの声があがったり、アメリカの映画館はたのしい。 コメディー観ても、ホラー観ても、観客が身体全部で映画に『参加』してるのが直球で伝わってくる。 


映画のレビューをほとんど読まなかったので、実際に今日映画で見るまで知らなかったんだけど、ジャン・レノが出てきたときは、べっくらしたよ! 思ってた以上に、豪華キャストなのね。 トム・ハンクス、ジャン・レノ、フランスの映画Amileに出演したオドレイ・トトゥ(←むぅ〜っちゃかわいいぃ〜!!)、ロード・オブ・ザ・リングス(指輪物語)に出ていた魔法使いのイアン・マッケラン。  


なんだか、キャストにお金かけすぎて、そのほか全部がうす〜くなったような気がするなぁ。ネタばれになるから詳しくは書かないけれど、映画の後半に、トム・ハンクス扮する主人公が暗号を解くシーンあるんだけど、その過程につかわれてたCGが(観た人、土星が飛んだりするところね!)がもう、なんというか、神秘的どころか「メルヘン」みたいになっちゃってて・・・・ オドレイ・トトゥも、大好きだけど、この役にはちょっとかわいらしすぎだと思うなぁ。


個人的には、すごーくマイナーな俳優さんで作ったほうが、小説の出している雰囲気と緊張感を出せたんじゃないかなと思うんだけど・・・。 


いろんな意味で、とてもただしい「ハリウッド」映画でした。