社会の窓
10月にじゃぱんへ帰ったとき、お友達のN嬢とY氏がヘンゼルにドラえもんの英語版をくれました。
Doraemon Gadget Cat From the Future
ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics
- 作者: 藤子・F・不二雄,ジャレックス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: コミック
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Biribiは、ドラえもんずき。 ものすごく、すき。 これでヘンゼルもどらえもんのステキさがわかるかも!と、感想を聞くのをたのしみにしていたら・・・・・ アメリカへ帰ってきて数週間。 ヘンゼルは、ドラえもんの本を読んでいるようでもなく反応なし。
あれ? やっぱりピンとこないのかな?
アメリカなど西欧でドラえもんが売れないのは、個人主義的で自立することなんかを大切にする文化にとって、のび太みたいに人に頼ってばっかりの主人公は教育上よくないと受け取られるから、とどこかで聞きました。 ・・・・そうなのか?
Biribi 『ねーねー ドラえもん、読んだ? どうだった?』
ヘンゼル『んー あれ、物語じゃないんだね。 なんか、ひとコマづつ紹介があって、解説があって。』
Biribi『????? え、ちゃんと物語あるやん。 第一話は、ドラえもんがのび太の家に来る話やん?』
ヘンゼル『ちがうよ〜 ほら〜』>
ドラえもんの本を取り出して見せてくれるヘンゼル・・・・・・・・
裏表紙からあけてる!!!!!!(爆)
しまった! 横文字の本と、たて文字の本では、表紙が裏表になるんでした。 すっかり忘れてたよ(笑)
日本だったら本や雑誌は左から右にページを開くけれど、横文字の本は、右から左に開けます。
このドラえもんの本は、最後の数ページでいくつかのシーンを選んで、そこに使われている英語を解説してあります。 どうも、ヘンゼルはそこから読み始めて、『ふーん』と思ったらしい。 (それにしても、裏表紙と表表紙比べたら、どっちから読むか想像がつかないもんだろうか・・・・・・)
ヘンゼルと知り合ってもう10年たつけど、う〜む、意外なところに異文化の落とし穴がありました(笑)
ちなみに、ちゃんと正しい方向から読んでからは、『ね、ね、ね、2巻、買って! 僕のクリスマスのプレゼントは、ドラえもんの続きがいい! まだ? ね、まだ買ってくれないの? ぼくのドラえもんはどこ?』
・・・けっこう毎日、うるさいです。