社会の窓

サンディエゴでの全国学会では、5500人ぐらいが集まっていました。 
今年、Biribiが発表したのは2本。 どちらもいいコメントや評価を頂いて、がんばった甲斐がありました。 次の目標は、この論文を学術誌へと出版することです。 がんばれ、オレ。


学会では、朝から夕方まで、いろんな人たちが発表をするセッションが組まれています。 今の職場ではなかなか出会うことのない、知的刺激を求めて、今年は精力的にいろんなセッションへ論文発表を聞きにいってきました。  まだ院生のころとか自分に自身がなくって、質問する勇気なんてあまりなかったんだけれど(質問に対してせせら笑うようなイヤなやつもいたし)、そんなこと気にしない。 がんがん質問したりコメントしたり、よく参加してきました。 オレ、えらい!  


夕方以降は、お友達と集まって、ひさすらおしゃべり(笑)
同じ大学院出身の同期や同年代と会えるのは、学会での一番のたのしみ。 彼・彼女たちの発表も聞きにいってきました。 みんな、いい論文かいてるなぁ。 今回あえてうれしかったのは、チャーニー。 私より1期上で、恐ろしい速さの回転の頭脳を持つ彼女は、ある日狂うような恋に落ちちゃって、2年間大学院を休学してコロラドの田舎町でシェフの彼と住んでいました。 今年からまた大学院にもどって、博論を終えることにしたそう。 なんだか幸せそうで、弾んだ彼女の笑い声を聞いてると、こっちまで元気がわいてくるようです。


ほかにも、大学院で私のリーディング・パートナーだったエーブ君とも会えたし、かなりヒッピーな正確のエリックとホテルのロビーにしゃがみこんで世間話することができて、たくさんおしゃべりして、たくさん笑ってきました。 もちろん、みんなお世話になってる大学院の先生たちの笑い話やゴシップもしっかり(笑) そういえば、エーブやほかの院生と、ゼミの前にビールひっかけて行ったことあるな(笑) 


こうやって、知的な刺激をうけることができるお友達がいるというのは、とても大事ですね。 就職すると、なかなか連絡も疎遠になっちゃうけれど、みんなBiribiと同じような感想をそれぞれの大学で持っているようでした。 ちょっと隣のオフィスへ歩いていって、『ね、このドラフトよんでみてくれる?』って言える仲間がいる大学院て、ほんとに恵まれてたんだなあ。  


特にエーブくんとは、昔のリーディング・パートナー復活を誓って(笑)別れました。  今の大学では似たような研究をしている先生もいないし、たぶん、残念なことに、私が書いている内容を評価してくれる先生はいないと思うのです。 だから、これから少しずつ、新しい友達とふるい友達とを繋げて、知的なサークルを作っていけたらいいなぁと思ってます。 職場の外に、そういった刺激やサポートがあれば、成長をとめずに伸びていけるんじゃないかなと思うのです。