社会の窓
実は、数ヶ月前にじゃぱんの某大学からお仕事のお話がありまして。
結論から言うとお断りしたのですが、あと5年とか10年後にあったら本気で考えたのになぁ、というオファーでした。
個人的には最高の場所にある大学で(どこかはまだ書けないんです)、レベルもまぁそこそこのところだったので、タイミングさえよければ受けたいお話だったんですけれど。
まだもう少しアメリカで仕事したいっていうのと、ヘンゼルの仕事のことを考えると、今は時期じゃないなぁ、という結論に。
じゃぱんでの学術系での就職活動は、なかなか難しいと思うのです。
というのも、アメリカのようにオープンな一般公募が一般的じゃなく、多くがコネできまっちゃうからなのです。 今回、Biribiに回ってきたオファーもその例です。
公募を出していても採用する人が決まっていたり、公募をまったくせずに採用したりもします。
し・か・も!!!!
じゃぱんの大学の就職の場合、着任するまでお給料が分からんのですよ!!!! (その大学だけなのかな?) ありえない・・・・・
それって、すごくね?
年俸しらせずに就職させるって、すごくね?
じゃぱんの学術は、こういうところから変えて組織としての空気の入れ替えをしてかないといけないんじゃないかなぁ。 博士号の授与にしたってそうだし(じゃぱんの大学院は、なかなか博士号を出さないのです)、じゃぱんはすっごい切れる学者がたくさんいるのだから、そうやって風通しをよくしていかないと、他の国から認めてもらえずに知的資産を内的に消化していって、もったいないことになるのに。