社会の窓

来学期の授業の準備に追われている中、あっという間に2010年から2011年へと年がかわってしまいました。大晦日の日はさすがに仕事疲れで頭が飽和状態だったので、一日休憩することに。 家族3人でリバーパークへとお散歩に行ってきました。 


出産という一大イベントがあった2010年。駆け足だったけれど、とっても充実した一年でした。


『失敗する』がテーマだった2010年。 
目標無事に達成(笑) 2本投稿した論文は、どちらもリジェクトされて帰ってきました。 そのうちの1本は、先日書いたようにかなり上のジャーナルに出したので、リジェクとされた中から、自分の研究について、研究姿勢について考えるいい機会になりました。 もうひとつの論文は共著で、ほかの人と共同で作業する楽しさを発見しました。 Biribiの分野は一人でもくもく、という研究スタイルが一般的なので、これからは個人プレーの論文をメインにしながら、共著での研究もやっていけたらいいなぁと思ってます。 この2本の論文は、どちらもリバイズして今年中に再投稿。 エライ あたし! 


2011年の抱負は、『形にする』『組み立てる』
まだうまく言葉にして表現できないのだけれど、私の中で散乱している断片のアイディアや文章は、つなげられることを待っているような気がするのです。 先週再投稿した論文ももっと早くに形にして送り出すべきだったのに、授業やらを言い訳に先送りし続けていたのが、出産を前におケツに火がついてやっと投稿したもの (ファビアンありがとう・笑)


文章は生き物。 書き直しばっかりやっていくと、いつかは自らの手で論文を殺してしまうことになってしまうので、今年は散らばった断片たちを集めて、まず形にすること。 逆説的だけれど、リジェクトされてかえって自信がついたので、組み立てることで攻めに出たいです。 若いうちから(学者としてね・笑)守りにはいったらいかん!


そして、断片を組み立てるためのツールは、基本に帰ること。書かなきゃ論文は進まないし、読まなきゃ論が根をはれない。 働き始めてからしばらくは、30分でもフリーライティングをしていたのだけれど、いつの間にか習慣でなくなっていました。 家族として新しい生活の中で時間をとるのは難しいけれど、自分のための『読む・書く』をほんの10分でもいいから毎日やりたいです。


2010年も、いろんな人たちに支えられてすごした1年でした。
遠くにいるけれど身近な存在のじゃぱんの家族とお友達。出産してから、ご飯を作って持ってきてくれた先生たち。 


そして、妊娠・出産を前面で支えてくれたヘンゼル。 
とくに出産して以来、ヘンゼルのパパぶりといったら! お付き合い始めて11年になるけれど、再びフォールインラブですよ。 この人と結婚してよかった! (新年早々のろけてすいません・笑) 


仕事と子育ての両立はめっちゃ寝不足な毎日だけれど(これ書いているのも、午前3時)、ファビアン見てたらもう幸せ。 ちょっとの寝不足ぐらいどうでもいい(笑) ファビアン、生まれてきてくれてありがとう!  きみはママの、ぽっちゃり天使だよ(笑) 


じゃぱんの家族、お友達、そしてこんな地味なブログに足をはこんでくれるみなさん、今年もどうぞよろしく。