あっという間の2週間。 
ぼちぼちアメリカに戻らねばなりません。
(いつかベルリンに住めたらなぁ!)


もちろん家族全員で空港に行くのですが、毎回恒例で『誰が車に乗るか』会議。


ヘンゼルの両親は二人とも70代。 お母さんは膝がわるいので、ふつう、この二人がミシャの車に乗って、ヘンゼルとBiribiはバスで移動、というのが一番妥当だと思うのですが。  毎回、『そんなわけにはいかん! うちらが(ご両親が)バスで向かって、ヘンゼルとBiribiが車に乗っていきなさい』『でもお母さんは膝が悪いから』『いや大丈夫』ともめるのです。 めんどくさいったらありゃせん。


ことしももれなく同じ議論が始まったのですが、『はいはい』と同意して、ヘンゼルとBiribiがファビをつれてミシャの車で空港に向かって、バスで来たお父さんお母さんと空港で落ち合うことに。  


ベルリンのテーゲル空港は、今回が最後の利用です。
ぐんぐん伸びてるベルリンに向かう観光客をさばくだけの大きさがないので、新しくBBE(ブランデンブルグ・ベルリン空港)が建設中です。 2012年にはオープンの予定だとか。 

テーゲル、なくなるの寂しいなぁ
(そして、BBEは遠くなって不便になるわー)


荷物をチェックインして(今回、ひとつボストンバックが増えたのだけれど、追加料金とられんかった。やった!)、空港内のカフェでお茶。 これも毎回恒例。


お茶している間にファビのオムツをかえにトイレにいったんですけどね、むっちゃワンダホー!


すごく広いスペースに、子供用のベット、柵つきのベビーベット、子供用のテーブルと椅子があって、ぬいぐるみやらおもちゃがおいてあるんです!  空港での待ち時間を遊んですごせるスペースになっていて、いいわ〜   こういう気配り、アメリカではありえんわ。


みんな、ファビと別れるの、すっごい寂しそう。
おじいちゃん、おばぁちゃん、ミシャ、またね♪
今度ベルリンに来るときは、ファビは歩いてしゃべってるんだろうなぁ。

ベルリン→パリ
1時間40分しか乗り換えの時間がないのに、大幅に遅れて出発しました。
(ちなみにファビは、ご機嫌に第一フライト、クリア。 座席の隙間から後ろの席のおばちゃんに 挨拶してました・笑)


アメリカではストローラーはゲートチェックなので空港で使えるのですが、なぜかヨーロッパではチェックイン扱いで、乗り換えの間、使えないのです。  抱っこ紐にファビを入れて、次の便をつかまえるためにダッシュ


毎回のことですが、ドゴール空港、最悪(呪)
この空港設計したヤツ、出て来い!  もうなんども乗換えで使っているのに、毎回、信じられない新鮮さで迷子になります。


こんなときに限って、セキュリティーのひとがゆ〜〜〜〜〜っくりとバックパックの中を調べては、『この液体は何?』 『ミルクです(それ以外の何にみえるんだよっ・怒)』   『これ、も一度セキュリティ通すから』  


にらにらしながらやっとのことでセキュリティーを通って、出国審査を終わらせて、再びダッシュ! 



ファビをかかえて、ドスドスドスドスドス
バックパックをしょって、ドスドスドスドス



あー あー あー あー もう、もう、絶対だめだね。
もう離陸の時間だもんね  あー あー あー あー


ドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドス



アトランタ行き?



トランシーバーを持ったお兄さんに聞かれて、
おぅ イェス!!!!! 



ゲートに向かって、『家族連れが向かってる』と連絡してくれます。



はぁぁぁぁぁぁぁ  ありがとう ありがとう ありがとう!!!



 
ぜーはー言いながらゲートについて、やっとこさ搭乗。
待ってくれてありがとう! 



乗ってみると、めっちゃガラガラ。  
こんなに空いてる飛行機に乗るの、初めて〜(嬉)
(だから私たちの席をスタンドバイの人にあげずに、待っててくれたんやね〜)


パリ→アトランタ間ではちゃんとバシネットを取り付けてくれました。 結局ファビはバシネットで寝なかったけれど、荷物おきとして便利でしたよ。 ヘンゼルとBiribiは交代で空いている後方の席で横になって寝れたり、空いている席でファビを遊ばせたりしながら9時間半のフライトをすごしました。(帰りは気流のかんけいなんかな? 行きより1時間ほどフライトの時間が長かった) 抱っこ紐で寝かしつけた後、後方の席にファビを寝かせたりできたし、空席の多いフライトで、すっごい楽ちんやった〜


ファビ、一度も泣かずに第二フライトもかなりご機嫌にクリア。


今年はグリーンカードをもらって初めての米入国審査。 アメリカ市民と同じレーンに並べます。 
質問も少ないし(職業なに?とか、専門分野はなに?とか、住所どこ?とかいろいろ聞かれんのです)、さくさく審査が終わって、早さがぜんぜんちがう!  


迎えに来てくれたカモノハシ先生の車で、松の町へ!
アトランタにつく頃にはすっかり疲れたみたいで、ファビは車の中で寝ていたのだけれど、途中でぐずりだして落ち着きそうになかったので、後席のBiribiが抱っこすることに。 チャイルドシートに載ってないと違法なのだけれど、暗いし、外からみえんよね?) 抱っこしたら、そのまま爆睡。 


ただいま〜
アパートに着いたのは夜の12時半。
づかれた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


Biribiは翌日、朝7時半から仕事。 ゴリラ女史の後任へ応募している人の面接です。



『Biriちゃん、明日の朝、起きれるように電話してあげようか?』
『うん。 ついでに迎えにきてくれる?』



カモノハシ先生、大好き。



子連れでの初めての国際旅行、意外とたいへんじゃなかったです。
(あ、でも一人じゃぜったい大変だった。っつーか、一人ではできないかも)


次はじゃぱんに行くわよ!