社会の窓

松の町にはドイツの食品のを扱うめっちゃ小さいお店があります。
たぶん戦後アメリカ軍人と結婚したドイツ人の奥さんたちを中心に商売をしてたんでしょうね。 ソーセージなどの肉類とパンをメインに扱っているのですが、今でも年配のドイツ人のおばぁちゃんが集まって毎日お茶してます。


食品のほかに、個人のおばぁちゃんたちがいらなくなったものをバザーみたいに売りにだしたりしてます。 この間パンを買いによったら、こんなの発見!




値段がついてないのでお店のおばさんにきくと、75+才ぐらいのおばぁちゃんに向かって(ドイツ語で)『これ、いくらにする?』


おばぁちゃん 『ん〜  ひとつ15ドル』


Biribi『うほっ それちょっと高いわ』


おばぁちゃん 『んじゃ、ふたつで20ドル』 


ぶっ あっさり値下げ(笑)




赤いホーローのミルク入れってめずらしいよね。
ベルリンで買ってきた白いホーローのミルク入れの隣において飾ろうっと♪



レジでお金を払っているとおばぁちゃんが、『むかしはこれに本当にミルクが入ってきたのよ』


そこから世間話が進んで、おばぁちゃんはベルリン出身で1952年にアメリカに来て以来ドイツに戻ってなくって、アメリカのパンは不味くて、特に白いパンが不味いよね、うんうん、当時はその白パンすら買えなかったのよね〜と他のおばあちゃんもおしゃべりに参加してきて、今のベルリンはどうなってるの、あなたジャパンから来たの。 ドイツは何でもうまく作るけど、ジャパンもなかなかやるわよね。 


なんてことをおしゃべり。 


『あたしたち、ここに毎日いるからまたおしゃべりにおいでね』



はい♪ 
こんどは旦那つれて遊びに来るよ。