社会の窓

ファビをお迎えに行った後、家に向かうと・・・・・   ん?



なんだかすごい数の車が家の前の道路に並んでて、簡単に通り抜けられそうにありません。




斜め向かいのおうちの前に、わらわらと人だかりも。
よく見ると、パトカーも止まってる。 





でも、メディアが来てないから、事件じゃないんだろうなぁ・・・・・・





『すいません、そこに住んでるものですけど、何があってるんですか?』




なんだかマッスルな感じのにーちゃんに聞いたら、






『さあねぇ』





なんだよ、その返事(怒)




別のおっちゃんに聞くと、



『ここの家のヒト、追い出されたの』






・・・・・・・・・




どうも借りてた人たちの家具や荷物を一切合財、家の中から出してしまうこところだったようで、廃棄処分になるものを狙ってみんな集まってきたようです。





みんなどうやってそんな情報手に入れるんだろ?




そんなこんなしている間に、お巡りさんからオッケーのサインが出たようで、それはもう、ハイエナのようとしか形容のできない場面を見てしまうことに。



洋服、家具、食器、電化製品・・・・・ 




わらわらと、つい数秒前まで他人が所有していたものを漁る人だかり。





なんなんだろ、この不快感。



どうやって家のヒトが追いたてられたとか、どんなヒトが住んでたとか、モノを目当てにしてきていたら、そんなこと考えなくて当然なんだけど、嬉々とした顔とか、中腰になって丸くなった背中とか、狡猾に物色する目の動きとか、そんなの見てたら、ものすごい不快感が湧き出てきて。



たとえば、ホームレスのヒトが廃品をあさっていても、同じように持ち主のこととか考えないだろうし、同じことなんだろうけど。 物色に来ている人たちは、ホームレスのヒトと変わらないくらい、超低所得の人たちなのかもしれないのだけれど。


単なる数の問題なのか?
なんなんだろ?



よくわからないけど、不快指数マックスなのです。