社会の窓
学会2日目は、ちょっとのんびり。
今年の学会は家族連れで行くことにしてたので、ヘンゼルも論文を出して発表することに。
(そうすると、学会への旅費が研究費として学校からでるのです)
ヘンゼルの発表の後は、バトンタッチでBiribiが仕事する番。
Biribiはある部門の部長(?)みたいなのになる予定なので、そのためのミーティングに出て、うちの大学の学部長のポストに応募している人と会って、その方との面接。
Biribiは今の仕事を始めてまだ5年しかたってないけど、こうやって雇う側の仕事をするようになって、なんだか不思議だなぁ。
しかも、学部長のポストなので、面接する相手はずっとキャリアも年も上の人なのに。
うちの学校はもう1つポジションを公募しているので(これは講師レベル)、応募してくれている人たちにどえらいたくさん会って、非公式な面接。 大半のひとたちはABD(All But Dissertation: 博士論文のみの院生)で、どれも読んでみたい博士論文の内容だし、パリッとしてて、話聞いてるの楽しかったなぁ。
その反面、彼らからすると5年後のあたしって、どうよ?
ピカピカの博士生をみてて、あー あたしってば研究ちっとも進んでないよ、って焦る気も。
素敵な人がうちの学部にきて、触発されたいなぁ。 どきどき。
夜はヘンゼルがファビをみてくれるというので、修士生の頃の指導教授と会って毎年恒例の晩御飯。
あいかわらず、眉毛がぼさぼさなのを見て、ちょっと嬉しい(笑)
変わらないものって、落ち着くよね。
仕事のこととか、先生の学部での頭痛の種とか、いろんな話を。
先生はパンを焼くのが趣味なのに、レシピを教えてもらうの忘れた!
今日は面接とミーティングばっかりだったけれど、あの、博士生たちに会ったときの焦燥感を忘れないようにしよう。
外の空気に触れるって、大事だ。 今自分がどこにいるか、思い出させてくれる。