修行
オトナからしてみれば、『じゃぱんに行く』とか『ドイツに行く』とか、あまり深く考えることってないですけれど、まだ世界地図というか地図という概念をもってない2歳児にしてみれば、海外を旅するってのは大きなことなんですね。
6月にじゃぱんに着いて数日後、朝の時差ぼけお散歩をしていると
『じゃぱんはどこ?』
と聞いてきました。
『ここだよ。 ここは、日本だよ』
ちょっと考えて、
『・・・・あの車はじゃぱん?』
『あの壁も、じゃぱん?』
そうかー
そんなふうに、まったく違う空間に来たことを、小さいながら一生懸命理解しようとしてるんだ。
そうだよね。
松の町と『じゃぱん』の間には海があるとか、文化がちがうとか、そんな私たちがあたりまえに思ってることを知らずに、でも風景も、人も、今まで見慣れたものとまったく違う空間にきたってことを、2歳児なりに一生懸命、消化してるんだね。
ファビのん、いろいろ頑張ってるんだなぁ。
えらいなぁ。
そんなことを思っいながら始まった、2013年のじゃぱん滞在なのです。