ドイツの保育施設は、Biribiが調べた感じだと3種類あるようです。


一つはキンダーガーテンとよばれる幼稚園。


次は、キータという保育園。 幼稚園より預かる時間が長くって、親の都合で保育時間が決められるみたい。


最後はターゲスムッタ、直訳すると「昼間の母」みたいなかんじ(笑)
だいたい5人ぐらいの小さい子供をまとめてみてくれる、個人的なもの。ベビーシッターの延長みたいなものだけれど、ドイツではしっかり根付いた保育体制のようです。



近所にすむミシェルちゃんの行く幼稚園の園長先生からはオッケーをもらってたので、そこにファビアンを通わせる予定だったのだけれど、幼稚園を管轄する役所の官僚ばばあが「だめ」の一点張り。 理由をきけるどころか、連絡をとることすらむずかしくって。



カフカ文学が生まれるのも納得の官僚制度の壁。



短期だからダメなのか、住民税の問題なのか、それとも保険の問題なのか、理由がわからないので次回のための参考にもできないので腹立ちます。 Biribiがドイツ語ができたら絶対直接説明してもらうところなのですが、ヘンゼルを通してなので生煮え状態(苦笑)



ドイツに来始めてからはや15年だけれど、ドイツの人ってルールを作るのもすきだけれど、それに従うのも好きなんだと思うこと多々。 ルールが多くて複雑すぎて、その迷路をマスターするのが公務員のしごとなんだろうか?  アメリカのスピードになれたら、公的なものは何をするにも忍耐がいります。


運良く、ヘンゼルの実家のそばにいるターゲスムッターが「いいよ」といってくれたので、ファビをその方へ預けることに。 



でも1時間8ユーロ(千円ぐらい?)なので、1日4時間だけ(笑)
アメリカの保育費と比べれば、こんなもんかな。


やっぱり子供同士で遊んだ方が文化は吸収できるし、つまんないとはいわせないほどミシャにいっぱい遊んではもらってるけど、大人ばっかりに囲まれてたら世界が狭くなっちゃうからね。 


今日はならし保育みたいな感じで、ヘンゼルと1時間だけターゲスムッタのところへ行ったようです。
保育してくれる方のアドバイスで、明日も1時間だけのならし保育。 水曜日から徐々に保育時間を長くしていく予定。


3歳半までみごとに日本語とドイツ語を使い分けていたのだけれど、突然英語ができるようになってからあっという間に去っていってしまいました。 そりゃもう、びっくりする早さで。  


ドイツ語も聞くのは分かるみたいだけれど、まだ話せないようなので、それでならし保育で様子をみてるというわけです。
子供の言語能力ってこんな感じなんだね。  ま、大人でもそうかな。 わたしも日本に半年すんだら、きっと英語が出にくくなったりするんだろうね。 


ファビのんも、ドイツで楽しい経験がたくさんできますように。