社会の窓

今日は南部の大学との電話面接の日でした。私の専門としているレトリックという分野のクラスを開発するとしたら、どういうクラスを作るか、という質問が中心に30分の面接が始まりました。 この質問は前もって準備していたからすんなりと答えられたのだけれど、その後の質問が・・・・(撃沈)


「就職する生徒たちに、レトリックのクラスから何を学べるか説明するとしたら、どう説明しますか」と聞かれたとき、うまく答えられなかったです。 もちろんレトリックは実践と深くつながっているのだけれど、上手に答えられなかったです。 「コミュニケーションを個人という視点から捉えずに、社会構造的なところから捉えることによって、問題解決をちがうように考えることができる」と、とりあえず答えてみたものの、後で考えたらそれは学術的な答えで、求められていた社会実践的な答えじゃない・・・・ 


「文学はどう役に立つか」みたいなことを聞かれてるのと同じで、答えるのは簡単じゃないけれど、わたしの準備不足だったな。 反省。 


この面接でコケたら(2月の半ばまでに次の面接の話がこなかったら、コケたと思って間違いない)、来年は非常勤(Adjunct)決定かもなぁ。 まだ今年に入ってからも公募はたまにあるけれど、どうだろ。あきらめずに応募し続けねば。 ま、なんとかなるっしょ。 あせらずに行こー!


明日からミニ学会でインディアナへ行ってきます! 
ちなみに、インディアナは「何にもないところのど真ん中」という意味で、私の友達の間では「わきの下」州 (Armpit State)と呼ばれています(笑)  エキサイトな観光のレポートはきっとできないけれど、学会の感想を後日書きますね。