社会の窓

3週間の夏学期、今日で終了!  おつかれ〜 
今日の午後に最終成績を大学に出せば、おわり。


夏の学期は月〜木、一日3時間の授業を2コマだから忙しいんだけれど、今学期はよかった。 提出してくれる課題もいいものが多かったし、前向きに授業に向かう生徒が大半で、楽しかったです。  


統計的に、だいたい一クラスに1名、1/30ぐらいの確立で『ヤなやつ』もしくは『問題児』は毎学期いるのですが、今回も一クラスに1名ずつ、ちゃーんといました  ぶっ 


一人は、女の子。 
『あたしは人権問題とか、大っ嫌いなわけ。 このクラスから学ぶことはないわ。あたしはスピーチとか、もうできるわけ。 』 と面と向かってのたまった彼女 (・・・・・・・じゃぁ他のクラスとれよ) 


だんだんクラスになじんで特に問題にはならなかったのだけれど、自分は必ず正しいと信じて疑わない彼女はきっと無敵の態度で世の中を渡っていくというか横断していくのでしょな。 



もう一人は、男の子。
週末明けに締め切りだった課題を提出しなかったので、あれこれ嘘八百ならべて遅れた課題を受け取ってもらおうとがんばってる人。  


彼いわく、週末出かけた後にアトランタの空港へ帰ってきたら、車のタイヤが2本パンクしてた。 只今、朝の8時、修理工場でパンクを直してもらっているところです。 修理に持っていったから、授業の時間に間に合うようにかえって来れなかったので、課題提出がおくれました。 


こういうとき、多くの先生は事故証明や病院からの証明なんかをみせればペナルティーなしで生徒の課題を受けとるのですが、Biribiもその一人。  




し・か・し!




もってきてくれた修理工場のレシートによると、午後2時に、松の町の修理工場でタイヤを1個修理したとのこと。 アトランタから松の町までは、高速で1時間半はかかります。



・・・・・つじつま合ってないんですけれど? 



ここからウソ八百の毎日が始まる、彼。 



この間なんか、『クラスでみたウガンダの子供兵士のドキュメンタリーに感動しました。 僕、さっそくあそこの支援団体の仕事に申し込みました。 僕の奥さんと上司は、怒るだろうなぁ〜』 



3歳の子供がいて、家族がある人は、そんな簡単に仕事やめないと思うんですけど? しかも、彼も『人権とか興味ない』って言ってた一人なんですけどね。  こういうので、ご機嫌とれると思ってるんでしょうかね。



そんなこんなも、今日で終わり。  うひひ♪
夏学期のお給料が出たんですけどね、35%も税金で取られてたら、ちっとも達成感がわかないですよ。



ドイツへは、明日出発。 
もう荷造りもおわっちゃって、けっこう余裕だわ〜  ヨーロッパで新しい空気を吸ってくるのだ!!