社会の窓
ベルリンに来る前に、新しいプログラムのディレクターにならないかってお話がきたと書きましたが、その後。
停滞気味だった気持ちの転換もかねて、新しいことを始めるのもいいか、と出発前にポジションを引き受けることを承諾しました。 引き受ける条件として、12ヶ月契約でないこと(夏休みの間は、キャンパスで仕事をしたくないので)と、新しいプログラムの構成をするための、手順とかないようについての合意をもらっていたのですが。
さすが松の町大。
口八丁だったようで、引き受けるために確認した条件をかる〜く覆す内容のメールが来ました。
Biribiが同意したのは、新しいプログラムを立ち上げること。そのために、秋学期はそのためのリサーチをして、プログラムのビジョンとか、構成を練るために費やすことができるってのが、条件でした。
プログラムの内容はすでにBiribiが信用していない人が作ってしまっているらしく、どうも仕事内容も聞いていた話とは違ってきています。
新しい仕事経験よりも、頭痛とストレスの種が増えそう。 一度引き受けたのだけれど(ま、口約束だし)、近いうちにお断りしようと思ってます。
ベルリンで深呼吸してつくづく、あー あたしは今、勉強がしたいんだ、と思うのです。
生半可な知識しか持ってないあの分野ももっと知りたいし、関連して広がってくる分野についての本や文献をたくさん読んでみたいし、こんな現象も分析してみたいし、あんな論文も書きたいし。
人のために仕事したり生活したりしてたら、ダメになっちゃう。
今までどおりの仕事量と時間割に戻るけど、うん、今はそういう時期なんだろうな。運営関係の仕事は、回ってきても、自然とドアが閉じて行ってるような気がするから、そういう仕事を追求する時期じゃないのかも。 自分のやりたい事に向かうように、できてるんだろうな。
嫌われるのを恐れてたら、自分のため善い生活なんて、できない。