3文の得

朝4時半。JaneとKevinを空港まで送る。独立記念日の連休で、空港はすでに人でいっぱい。

   その後家に帰ってもう一眠りしようかとも思ったけど、せっかく早く起きたんだし、9時にはRachelの引越しの掃除を手伝う約束だったから、そのまま Caribou Coffeeへ。

   今日は論文のアウトラインの外枠に決着をつけよう!と、いそいそとかばんを空けたら・・・ノート忘れた・・・。うぅむ、しょうがないとノートパソコンを起動。ぽちぽち思いつくままに書いてたら、思ったより頭が働いて、とくにまとまった何かを書いたわけじゃないんだけど、なんだか、少しずつ勢いが出てきて、スランプから脱出し始めたかな?この勢いを失わないように、今週末はがんばろう。明日の朝も、早く起きれるかな?

   9時から11時までRachelの掃除を手伝って、家でお昼ご飯したあと、ちょびっとだけ翻訳の仕事して、昼寝。ごっそり寝てしまった。でも、朝に生産的じゃなかったけど調子よく仕事がはかどったからかな、なんだか脳みその回転率が高いような気がする。頭がスピンしてるかんじで、重くない。 山積みになってた論文記事をファイルに整理して、インスタントのうどんで夕ご飯。そのあと、なんだか家にじっとしてるのがいやで、かといって、Coffee Shopで金曜日のにぎやかな空間の中でじっと座って本を読むのもいまいち。なんてったって、Restlessなときにじっと座って忍耐強く本を読むのって、しんどいしね。 

   で、さくっと私のカローラ号にのってBarns & Noblesへ。カローラIIに乗って〜かいものにでかけ〜たら〜♪ (この歌だいすき)ミシェル・フーコーHistory of SexualityのVol.3を買おうか迷って、やっぱり買わず。日本に帰ってる間は日本の本できるだけ読みたいし、帰ってきてからでもいいかな。
高くて買えなかったけど、Adorno のCan We live After Auschwitzの中で読みたい章を発見。図書館で借りてこよう。

  2冊買ったら3冊目ただ(Buy 2 and Get the 3rd one Free)に誘惑されながらも、何も買わずにただぷらぷら。なんとなく家に帰りたくなくって、ソファに座ってしばらく料理の本見たり、古本コーナーを漁ったり、ぼーっとして時間をすごした。

  4年前、引っ越してきた最初の1年は不安と劣等感とself-doubtとストレスと寂しさと、新しい学校での不慣れや競争やなんかできつい一年だった。そんなとき、夜遅く、高速ががらがらな時間にカローラ号に乗ってただ3,40分運転しながら日本語で歌をうたって、i tried to reclaim a sense of control. 車の運転はすべて自分の判断で進んでゆくし、車の中で大声で歌をうたってると、なんとなく、身体の不自由が解けるような気がした。

  I-35からダウンタウンの夜景を左手に、そんなことをふと思い出しながらの帰りみち。