社会の窓 ダ・ヴィンチ コード
もうすぐ『ダ・ヴィンチ コード』が劇場公開されますね。たのしみ〜♪ この原作はしばらく前に読んだけど、読む手が止まらないぐらい、読み応えのある本だったから、映像ではどうなるのかすごく気になる。 (でも、主役がトム・ハンクスってのがなぁ・・・ちょっとがっかりだなぁ・・・・)
小説が発売された当時も、小説内であつかわれる宗教団体などは実在のものを使っているから 社会問題にもなりました。アメリカでは、一定の宗教・教会がらみの団体から「冒涜」、「社会的に危険」との猛烈な批判がありました。いまでもハード・コアなキリスト教関係者は(宗教を信じるにもいろんな姿勢やスタンスがあるので・・・それは後日書くね)、泡飛ばしながら必死に批判を展開してます。
司祭など教会の要職にある人たちの少年への性的虐待などが「スキャンダル」としてここ数年やっと公的な問題になってきたので、最近のキリスト教界はピリピリしてるのがよくわかります。 『ダ・ヴィンチ コード』に関しては、辛辣な批評をくりだしてるのはわずかな一部の人や団体なのだけれど、社会・イデオロギーの一端をになってきた『宗教』という装置が大きく注目をあびていて、新しい社会的地殻の変遷が起こり始めてるのだなぁと思います。
日本でも、オウム真理教のサリン事件をはじめとした一連の出来事から「宗教」が新しい形でクローズアップされたしね。 オウム真理教については、社会学者の大澤真幸さんがとてもいい論文や本を書かれています。
ちょっと尻切れトンボだけど、ちょっと時間切れ(すんまへん)。これから出かけてきます♪