社会の窓

自慢じゃないが、わたしはオヤジ・キラー☆ (自慢になってないし)
国・言語を問わず『おいちゃん』から『じいちゃん』あたりのひとの視線を熱く受け止める毎日でございます(もっと守備範囲 広くしたい・・・)。その中でも特にモテるのは、アジ専なおっちゃんたち。


70年代80年代のフェミニズムの反動でしょうか、それとも中途半端な多文化主義のなごりでしょうか、『エキゾチック』なアジア女性ターゲットにするアジア女性フェチが、ここ数年下火になったとはいえ、それでも『Oh ニーハオー! アイ・ラブ・ジャパン』なお方がアメリカにはけっこういます。 ちなみに、わたしはこういうアジ専の人たちを、イエロー・フィーバー(黄熱病)と呼んでおります。


おととしの夏のこと。 
キャンパスのそばにあるEspresso Royale Cafe というコーヒーショップは夏になると道端にテーブルとイスをだすので、いつもどうり外のテーブルについてお勉強(するふり)中。 お約束のように40代とおもわれるトルコ系のおっちゃんから、「コンニチワ〜」と声がかかってきました。


イエロー・フィーバーなおっちゃんたち、この『相手の言葉で話しかける』ってところでいきなり地雷踏んでるって、気づかんのやろうねぇ(哀) 


ちょっと世間話したあと、いつものパターンへ。


おっちゃん 『日本語習おうと思ってるんだ。教えてくれない?』

Biribi 『いいよ♪ 1時間15ドルでだったら 考えてもいいけど?』



おっちゃん 『僕、5カ国語はなせるから、お互いに語学を教えあうっていうのはダメ?』

Biribi 『ノー。 で、具体的にどんな風に語学の勉強進めたいと考えてる? わたしはこういう風にやるのが効果的だと思うんだけど・・・』(と、システマティックに説明し始める。そして、ふつうここで たいがいのおっちゃんは、引く)



おっちゃん 『・・・・・・ 他に日本人の女の子、日本人じゃなくてもいいけど、キャンパスに知り合いいない?』

Biribi 『・・・・・・・あたしはポン引きじゃねぇ!!』





アジア人だったら、何でもありなんでしょうかね? すごい雑食だなぁ(笑) 


英語もめっさ上手になって、面の皮も分厚くなったので、最近は『コンニーチワ〜 アー ユー ジャパニーズ?』と聞かれたら、『ノォ。 アイム・フロム・アイオワ』と平気な顔して答えます。『しまった!日系アメリカ人やった!』と、基本的にポリティカりー・コレクトな人たちのバツの悪そーな顔を横目に、ふんっ!と美川憲一みたいな顔しながら勉強にもどるのです。