社会の窓

日本人並みの薄い信仰心のヴァイドゥラー家ですが、私とダーリンだけ、今日は教会へ行ってきました。 というのも、『25日の礼拝では君たちの名前を神への祈りの中に入れてあげるから、ぜひ礼拝に来てください』と、私たちが結婚式を挙げる教会の牧師さんからおよばれしているのです。


写真は、私たちが式をあげる予定の祭壇です。


25日はクリスマスのメインの日ではないからか、来ているのは45人ぐらいで、教会の中はけっこう空いていました。 


今日は、1歳未満の女の子の赤ちゃん二人が洗礼を受けていました。そのあとに続いた礼拝は、あたりまえだけれどドイツ語なので、Biribiにはチンプンカンプン(笑) 


わからないなりにも、この教会がどんなふうにキリスト教を象徴するか一生懸命観察していたのですが、ひとついいなぁと思うことが。 祭壇上にある十字架が、とても小さいのです。 


これは教会によってすごく性格が出るところだと思うのですが、周りにある背の高いキャンドルと同色でとてもシンプル。 ひっそりとキャンドルと一緒に立っていて、威圧感がなく、押し付けがましくないのです。  


牧師さんとは先日会って2時間ほどお話しして以来、ステキな人だなぁと好感を持っています。 ドイツ人なんだけれど、顔がなんだか仏教のお坊さんみたいなの(笑) クルゲルケ牧師は博士号ももつ方で、スコットランドで勉強したこともあるとか。 ドイツ語のできない私はダーリンの通訳をとおして会話をせざる得ないのだけれど、クルゲルケ牧師はドイツ語でも、話すときは必ず私の目をみて、私に向けてはなしてくれるのです。  


言葉が直接通じない相手にも、きちんと目を向けて言葉を発してくれるというのがとても印象的でした。 この牧師さんに式のお願いしてよかったなぁ。 ダーリンがこの牧師さんがいいって言い張った気持ち、少しわかるような気がしました。 


教会の建物全体の写真をとろうとしたのだけれど、私のカメラ技術では枠におさまらないので、こちらから↓ 

コイツクルヒャ教会
http://www.kreuzkirche-berlin.de/