読書

藤沢周平 蝉しぐれ

蝉しぐれ (文春文庫)

蝉しぐれ (文春文庫)

普段わたしの読まないジャンル、歴史小説
ベルリンで再会したときにN嬢から差し入れしてもらった本のひとつで、話が波にのるまで(というか私が本に興味を持ち始めるまで)と取り掛かりにちょっと時間がかかったけれど、たまには新しいジャンルの本を読むってのも悪くないね。実際、読み始めたらとまらなくなったよ(2日で読んでもーた・半徹夜)。  


シンプルなストーリー(時代劇みたいにさ)を読ませるってのは、きっとすごく力量がある作家なんだろうな。 すごく遠い昔のことを現代の読者につながるように時代を再現するって、どうなんだろ。 江戸はそんなに現代から遠いのか、ひょっとしたら大正とかよりもずっと近いような気がするんだけれどな。