社会の窓

7月2日から6日まで、家族で岡山までお墓参りに。


7月3日
700系ののぞみに乗って、岡山へゴー! 
外国人は、一定期間の間JRの列車を乗り放題になるJRパスというのがあるのですが、このパスはひかり・こだまのみの適用。のぞみには乗れないのです。今回は家族全員で行くので、ヘンゼルも一般料金を払ってのぞみに乗ることに。 カモノハシみたいな新幹線、かっこいいねぇ。


岡山にはBiribiの母方の実家があります。
小学生になるかならないころから毎年、夏休みは岡山の田舎ですごしたBiribi。 弟と一緒に、博多から岡山までとんねるがいくつあるか毎年数えては、途中で眠って、毎年数えなおしてました(笑)


毎年お世話になっていた叔父さん、叔母さんに、もう結婚している従兄弟たち。みーんな集まって晩御飯を食べてきました。 従兄弟たちの新しい奥さんにも会ってきました。 こうやって集まるのも、お葬式や法事以来、何年ぶりになるのかな。何年たってもみんな相変わらず、 今年はヘンゼルが新しく家族に仲間入りです。


4日
今日は、母方のお墓へお参りへ行ってきました。 ヘンゼルと一緒に、おばあちゃんへごあいさつ。 みんな、『生きちょったら、おばあさん、ぜってーアメリカまで行っとるで(笑)』というほど、バイタリティーのあったおばあちゃん。 いい人と結婚したよー。 これからもよろしく。



わーーーーーっと襲ってくる薮蚊に追われて退散したあとは、叔父さん叔母さんの家へ。  Biribiの叔父さんは畳職人なので、むかしから工場で畳表のにおいをかぎながら、畳のヘリをひろって遊んでいたのを思い出します。 今は畳は機械で作られていますが、Biribiが遊びにいっていたころは、みんな手で畳を縫っていました。 叔父さんの手は、ごっついです。  記念に、叔父さんが昔使っていた、畳を縫うときにつかう針と、針が手のひらに刺さらないようにする鉄板の入ったクッション(?)をもらってきました。 何十年も何かをひとりの手から作り出すというのは、すごいこと。 わたしも叔父さんのように、なにかを作り出せる学者でありたいです。


夕方は、倉敷の美観地区を案内してもらいました。 倉敷は、Biribiが生まれたところ。 Biribiが生まれたアパートは、まだあるそうです。 


5日
今日は、父方の叔父さん宅へ、お墓参りとご挨拶。
うちのとーさんの実家は鹿児島なのですが、長男の叔父さんが岡山に住んでいることもあって、お墓をこちらに移してあるのです。


ばーちゃん、ヘンゼルがあたしの旦那よ。 これからも、いままでどうり、暖かく見守ってね。


数年前に胃がんで胃をとってしまっている叔父さんは、すっかりやせてましたが、元気に新倉敷駅で迎えてくれました。 ヘンゼルのことをいたく気に入ってくれて、世界地図をだしてきては、『いやぁ、叔父さんは、ビリちゃんがいい男と結婚してくれて、ほんっとにうれしい』とビールをのんでました。こんなに喜んでくれて、Biribiも嬉しいです。  叔父さんが自分で育てたという玉ねぎまでお土産にいただいてきました(笑)



6日
再び母方の叔父さん、叔母さんと合流して、今日は鳥取砂丘まで連れて行ってもらいました。
最近、肺がんで具合を悪くしていた叔母さんですが、今日はお嫁さん&お孫さんから解放されて、遊ぼう!と、元気。 Biribiもヘンゼルも、初めて日本海を見ました。 


岡山から鳥取までは車での長旅だけれど、たこ焼き食べたり、たい焼き食べたりしながら、叔母ちゃんもたのしそう。 こうやって叔父さん・叔母さんとゆっくりすごせるなんて、とってもありがたいこと。 ヘンゼルも、『ビリちゃんはいい家族をもってるね』といってくれてます。  こんなに私のことを大事にしてくれる親戚がいるなんて、ほんと、幸せです。  10月に弟が結婚するときにまた、皆で集まるのが楽しみです。