社会の窓

土曜日は、うちの大学の卒業式でした。 アメリカの大学では、だいたい秋学期の終わりの12月と、春学期のおわりの5月と2回、卒業式があります。 


卒業式や入学式といった行事では、先生たちはあの裁判官みたいなマントを着て参加します。 去年はお仕事に就いたばかりだったので特に参列しなかったのですが、今年は学部長がなにかの用事でいけなくって、ほかの先生たちもいけない人がいるとやらで、下っ端のBiribiに『参列して来い』とのお達しが・・・・・土曜日なのに(泣)


朝9時半から集まって、12時過ぎまで。いつもどうり学長がマイクに向かって大声でシャウトして(耳鳴りが・・・・)、どこかのお偉いさんがサラッとスピーチして(短かった!ブラボー!!)、その後は、一人一人生徒の名前が呼ばれて、卒業証書を受け取ります。


今回卒業した生徒たちの中には、Biribiが1年半前に受け持った最初のクラスにいた何人かもいます。 わたしの勤める学校は、高校卒業してすぐ大学にくる一般的な生徒に混じって、一度社会人をしたり、シングルマザーだったり、働きながら学校に着たりといったノン・トラディッショナルな生徒たちもたくさん。 そんな人たちにとっては、大学を卒業できることの意味はとても大きいのです。 みんな、そりゃぁうれしそう。


先生たちにとっては毎学期のことですが、生徒たちにとっては1回きりのこと。 めんどくさがらずに、毎学期参加して祝ってあげるのもわるくないかなぁ、なんて写真をとりながら思うのでした。