社会の窓
大学の先生っつーと、こう、ひまそうなイメージじゃありません?
現に『授業してないときは、何してるの?』と聞かれたり、『教授の自由なライフスタイルにあこがれるから、大学院に行きたい』なんていう生徒に会ったりします。
それ、大間違いだから。
じゃぱんのリーマン並みの時間を拘束されますから。 一日の労働時間、8時間じゃないから(鼻息荒)
というわけで(どういうわけ?)ひっさしぶりにPecking Order of Academics、いきましょー♪
アメリカの大学の先生は、基本的に3つの分野によって評価されます。
1.リサーチ
学会発表、論文出版、本の出版などの、研究業績。
2.ティーチング
どんなクラスを教えたか、どんな評価を生徒からもらったか、生徒の理解度を高めるためにどんな工夫をしてるか、など。
3.サービス
大学もしくは学部内でのなんちゃら委員会に奉仕したり、学校運営にかかわったり。日本の入試の仕事なんか、これにあたります。 または、ボランティアなどの大学と一般コミュニティーをつなぐ活動に参加することなどが含まれます。
テニュア(終身雇用)や昇進するためには(助教授から教授になったりするやつ)この3分野を通して審査されるわけですが、比重の割合は学校によって違います。(研究系・教育系の学校の違いは、Pecking Order of Academics の3と4あたりに。リンクのはり方がわからないので、サーチでもしてみてくだされ)
土曜日の今日、Biribiは地域の高校で、スピーチ・コンテストの審判としてボランティアしてきました。 Biribiのように州外から引っ越してきた人たちは、地域とのつながりを作るのがたいへんなので(というよりBiribiは努力してないでからなんですけどね)、知り合いの先生がボランティアの話を持ってきてくれたのです(涙)
土曜日の朝8時から・・・・・(悲)
3時間、高校生のスピーチ聞いて、ジャッジして、帰ってきました。行けば行ったで、普段接点のないアメリカの高校生の様子が垣間見れるので楽しかったのですが、新学期が始まる直前のボランティアのお仕事は、これからは固くお断りしようと自分に誓いながら家路についたのでした。