社会の窓

内戦のために北ウガンダの国内での避難民になった子供たちを支援するための募金活動をやって、1年たちました。


そのときのクラスの生徒が主体になって、アムネスティー・インターナショナルのチャプターをキャンパスに開いたのですが、地味に活動を続けています。


生徒主体のグループだし、まだ行き当たりばったり。来たり来なかったり、連絡が届かなくなったり、約束が守れなかったり。 まだまだ試行錯誤でやっているのですが、長く続けていけることのほうがだいじですからね。  


去年のテーマをそのまま利用して、今年もInvisible Childrenという支援団体の出したドキュメンタリーをキャンパスで上映しました。  大学生だった3人が、北ウガンダに出かけて、国内避難民になってしまった子供たちと遭遇した経験がきっかけにできた団体。 今でも高校生・大学生を主体に、北ウガンダ、とくにアチョリ民族の住んでいる地域に学校を建てたりとがんばっています。

Invisible Children
http://www.invisiblechildren.com/home.php

一番最新のビデオクリップはこちらから↓
http://therescue.invisiblechildren.com/en/#/watch/

この団体の作ったドキュメンタリー『Invisible Children』がYouTubeを経由して若い世代の間で話題を呼んで、はじめて民間でウガンダの人権問題として取り上げられるようになりました。


今回上映したのは、ドキュメンタリーの第2作、『GO』
アメリカの高校生・大学生12人(かな?)が、北ユガンダへと向かいます。 自分たちの集めた募金が資金となって立てられた学校、そこに通う生徒たちと出会う軌跡をたどるものです。 


アムネスティーの活動として初めてのイベント。
今回は、私のお膳立てなしでやってもらうことに。 私が他の先生の働きかけて、観客を呼ぶのはかんたんなことだけれど、どうやって自分たちで他の生徒たちを会場まで連れてくることができるのか、どうやって宣伝したり、勉強したりしなきゃいけないか、自分たちで問題にぶつからないと、こういう活動団体は育たないですからね。



観客、めっちゃくちゃ少なかったです(笑)


これからまた方針変えたりしながら、すこしずつ前進したり、更新したり、横道にそれたりしながら育っていくのかもしれませんね。