社会の窓
週末におよばれに行った、美術部の先生のお宅。 ここは夫婦そろって、美術部の先生。 私たちのほかに、文学部の先生&美術部の先生のカップル。 みんな年齢が近いこともあって、けっこう気兼ねなく集まれる人たちです。
庭にあるガスグリルでバーベキューしながら、ポテトサラダ食べて、ビール飲んで。
先日も書いたように、今年から契約更新の際に『お暇出しちゃうかもよ』と一文付け加えられることになったのですが、今日の晩御飯会でも話題になりました。
正式には、furloughing (to furlough ファーロウ)というちっとムズカシイ言葉が使われます。 文系大学院に行くための試験、GREに出てきそうな単語です。
日本語訳では、賜暇(しか)、一時休暇を与えるとか、そんなふうに訳されるみたいです。
要するに、月〜金で働いていた人たちにお暇を出して月〜木で働いてもらって、金曜日がお休みになったぶんお給料もへっちゃうよ、ってことです。 8時間労働が6時間労働になるとか、そんなかんじです。
アメリカは不況で、日系の会社にお勤めしているお友達もfurloughされて、月〜木出勤になったそうです。
この一文が契約に入るらしいのですが・・・・・・学校の先生たちをfurloughするってのは、どうやるんだろうね?ってのが、今晩の話題の中心。
『1時間15分の授業を、1時間にするってこと?』
『いやいや、月・水・金の3コマのうち、ひとコマけずるとか?』
『専門知識の80%だけ講義するとかって、どうよ?!(笑)』
『 「あ、この先はまた来年の契約更新しだいで!」とかね〜(爆)』
『「グッド・クエスチョン!」答えは、来学期!!(笑)』
『んじゃ、私はレクチャーするときに全部の動詞をスキップすることにする!(爆)』
『んじゃ、僕は形容詞!』
『クラスを5つか6つとったら、やっと一文ができるってかんじ?(爆)』
こんな感じで、どうやって『お暇をだされるか』でかなり盛り上がった一晩でした。
不況@アカデミア。 いったいどうなることだか、前方はかなりダークです。