社会の窓
25日のクリスマスの日に、美術部のマイク&リビーのところに男の子が誕生しました!
このあたりでは、出産やお葬式などがあると、近所の人がご飯をもって手伝いにきてくれます。(これ、北部でもやるんかな?)
私が出産したときも、いろんな人がご飯を作って持ってきてくれました。リビーも晩御飯をもってきてくれたので、今日はうちが晩御飯をもって行って恩返し。
ビーフシチューと(ルー使ってないよ!・・・・・売ってないからね・笑)、フランスパンと、この間焼いておいしかったバニラパウンドケーキ。
生まれたベビーは3000グラムあるかないかだったそうで、めっちゃ小さい! 抱っこしても軽い〜 3600グラム超えてたファビとは体格がぜんぜん違います(笑)
さすが白人の子。 鼻は高いし、顔のパーツがそれぞれでっかくって、なんか大人顔。
リビーに聞くところによると、お産はクリスマス出産ならでわのホラーストーリーだったようです。
クリスマス前後では、病院の先生、看護婦さん、スタッフ、みんな年功序列で経験・キャリアの長いひとから優先でお休みをとります。 クリスマスに残っているのは、新人の人ばっかり。
リビーも例外なく、えらい出産経験だったらしいです。
まず、看護婦(こちらでは、助産師さんではなく、看護婦さんみたいです)さんたちの要領が最悪だったらしい。 Biribiもお産したこの病院では、ベットが分娩台になるのですが、いざお産!ってなったときに、看護婦さんたちがベットを分娩台にどうやってするかよく知らなかったらしくって、えらく時間がかかったらしい。 しかも足のせ(?)のひとつが壊れてて、旦那さんがお産するリビーの足を抱え上げていなきゃいけなかったらしいです(!)。
アメリカでは無痛分娩が普通なので、どんな感じだった?と聞いたら、まず麻酔の先生がだれかに殴られたみたいに、目にまっくろの痣がついた顔できた。 しかも、麻酔の量を間違ったらしい! 普通は麻酔をしても、いきんで力をいれて生めるように筋肉の感覚が残るはずらしいけど、麻酔がききすぎて胸あたりまで痺れて、息するのがしばらくになった、とか。
なんかアメリカらしい話だけど、ひぇぇぇ・・・・・・
それでも、リビーいわく、『でもBiri、よく自然分娩とかできたわね。信じらんない』だそうで。
わたしのほうにしてみれば、彼女の話のほうが『信じらんない』、ですけどね。
ま、自然分娩が珍しいので、98%の割合で『えぇぇぇぇ!!!(ありえないっ)』って驚かれますけどね(かなり変人扱い)。 残りの2%の人は、『えらいっ』って言います(笑)
生まれたてのベビーはちっちゃくって、軽くって(←かなり羨ましい)、リビーとマイクは寝不足で(笑)、めっちゃ幸せそうでした。
マイクが、『自然ってよくできてるよ。 この不思議なくらいわいてくる愛情がなかったら、1時間ごとに起きてこいつの泣き声につきあってなんかいらんないもん』って言ってました。
ほんと、そうだね。
最初の2,3週間ってほんっと大変なんだけど、眺めても眺めても、目の前にいるベビーのこと眺めたりないんだよね〜 眺めてると愛がわいてくるし、ふんっと生まれてきてありがとうって感謝もわいてくるよね〜
また来週ご飯作って持ってくるよ。
リビー&マイク、おめでとう!