社会の窓
先学期に引き続き、今学期も公募をかけているポジションの採用が続きます。
大体、秋学期のあたまに公募を出して、11月の学会でインフォーマルな面接をして、クリスマス前にキャンパスでの面接へ招く人を3人に絞って、春学期が始まったら候補者が一人づつ、キャンパスへときて2日間みっちりの面接。
Biribiが来たときは2泊3日だったのだけれど、予算削減で、今は1泊二日。 むっちゃ大変です。
学部長の公募は、代理を務めているビッチミニーマウス女史に決定。
そうなることははじめから決まっていて、公募をするだけ時間のムダなのはわかっていたけれど。
この公募のおかげで、いろんなことがすっきりしました。
アメリカ英語の言い回しの中に、"to drink the cool aid" (クールエイドを飲む)という表現があります。
70年代にカルト集団が農薬の入ったクールエイド(スポーツ飲料みたいなん)を飲んで自殺を図ったことが起源なのですが、『毒を飲む』という意味で、やばい集団に入ってその色に染まっていくことをあらわすのに使われます。
学部長選考の過程で学んだのは、クールエイドを飲んじゃった人がたくさんいるってこと。
ま、権力のある人にくっついていけば、身は安泰だからね。
(でも、みんなどうやって倫理的な葛藤とかを解決してるんだろ?)
みんなクールーエイド飲んじゃったら、象徴的なメッセージさえ送れる空間すらなくなってしまうんやね。
怒ってもムダってことか。
そうか。 ドライに、自分のことに専念しよーっと。
反発したって、反発することの意味すらそがれてしまってるんだから、
つらいぶんだけ、損よね。
なんか、あきらめついたかも(笑)
うちの学部は、改善しない。
新しい人が入ってきても、変わらない。
だから、
どうでもいいのだ!