社会の窓

今日はちょっと遠出。大学院の先輩で、今は私立大学で教授をしているお友達エリックが先週博士論文のディフェンスをパスしたので、めでたく博士号をとった彼を祝うためにセント・クラウド(St. Cloud)というミネアポリスから1時間半ほどのところにある町へいってきたよ。


同じ大学院の同僚やエリックのアドバイザー、いま彼が教鞭をふるっている(ところで、「教鞭を振るう」ってすっごい表現やね ・・ムチをふりふり血ぃパッパ・・・ ヒ〜)大学の同僚の先生たちなど、2時ごろから30人ぐらいがあつまってにぎやかなパーティー。 裏庭でバーベキューしながらビール飲んだりケーキ食べたり。エリックの子供(4歳と18ヶ月)に加えて他にもちびっ子がたくさん。


ひとり、またひとり・・・と来てくれた人たちが帰る中、のこったのは大学院のお友達5人。後片付けしたりしながらビールのんで、ポテチつまみながらワイン飲んで(スコッチとか出して飲んでる人もいたけど・・・)、べらべらべらべらしゃべりながらアイスクリーム食べて、つかれてきたなぁと思ったら午前2時!  


エリックも含めて今日いっしょにいた大学院のお友達はみんな私より1期か2期上なので、院で一緒にすごした時間はそんなに長くはないのだけれど、わたしはこのグループの人たち大好き。 エゴや優越感や劣等感がせめぎあう空間で、このグループの人たちはすごく「人間的」。 仲間を「頭がいい・わるい」で判断せずに、つねに「いいやつ・いやなやつ」で区別して、しんどいときは親身になって耳を傾けてくれるし、弱いところを見せても、それを自分の優越感に変換しない。 そんな当たり前のことを実践する人たちの集まるステキなグループだなぁと思う。


数量的にはたくさんの時間を一緒にすごすことはできなかったけど、彼らとお友達になることができてすごく幸せだと思う。博士号をとったこともすごいけど、それよりも、そんな『人間的』であることを決して忘れずに博論を終えることが出来たこと、人間的な博士になることができたエリックを、彼のことが大好きな人たちと一緒にお祝いできて、すごくいい一日だった。