社会の窓

先日(5月3日)も書いたのですが、やっぱり日本語で書かれているブログ数は英語でかかれてものの数を超えて、ほんとうに世界一みたいですね(いや、疑ってたわけじゃないけどさ)。


先週(かな?そのあたり)のエコノミストでも、その話は伝えられています。
わりと長い特集記事で、"Among the Audience"という記事をはじめとして、メディアの変遷について、とくに「読み手」の役割がブログの登場によって『参加する読み手(または聴衆)』という形への推移について書かれています。


これに続く"It's the links, stupid."という記事に言語別のブログ割合が書かれています。

ドイツ語はやや遅れをとって現在書かれているブログ総数の1%、Technorati社によると、日本語の41%なのに対し、英語で書かれたブログは28%、中国語は14%。


Germany, for instance, has been a relatively late adopter of blogging--only 1% of blogs are in German, according to Technorati, compared with 41% in Japanese, 28% in English and 14% in Chinese.


Economist, 4/22/2006, Vol. 379 Issue 8474, Special Section p5-8. "It's the links, stupid."


前回紹介したサイトでの言語別の割合とはちょっとちがうようですが、すごいですね、日本人はブログずきなのですか? 今、日本のメディア界の最先端をいっている研究者、東浩紀さんなんかがどこかでブログについてのステキな論文をサラッとかかれてるのでしょうね。 (なかなか手が回らなくって、東浩紀さんの論文はちゃんと読んでないです。)


新しい教科書をつくる会の藤岡東大教授とか、小林よしのりとか、林真理子とか、石原慎太郎都知事たちは「自虐な日本人体質を矯正」するために、ブログ数も中国に負けじと「日本チャチャチャ♪」なんでしょうかね。