ロトルア小旅行 Day 2

My darling and I

今日も晴天。Feuera通りにあるケーパーズCapersというカフェでマフィンとオレンジジュースの簡単な朝ごはんをたべながら一日の計画を練る。 


マオリ先住民族の歴史は、温泉地を巡る戦いの歴史でもある。それぞれの部族が温泉地を確保しようと戦ってきたのだとか。また、19世紀半ばには観光にくるイギリス人を迎えて観光を生業とするマオリの生活のあり方を変えたのも温泉らしい。 今日はそのマオリの所有する温泉地の一つ、Hell’s Gate(地獄の玄関?)へ行く。


大分の地獄のように、硫黄の匂いがプンプンする一体を散策。 オーストラリアの形をした地獄や霧が噴出す大きな岩がたくさん。ぐるりと全体をのんびり1時間ほどかけて一周する。 泥の色が薄い灰色から真っ黒に近い色までいろいろあって、 色の違いは硫黄の濃度によって変わるのだとか。 硫黄が多いほど泥の色が黒に近づくらしい。 この硫黄の匂いって腐ったゆで卵みたいな匂いだよね。温泉卵をここで作ろうと思った人はよっぽどユーモアのセンスがあったのだろう。 それにしても・・・・くちゃい。  


Hell’s Gateは泥温泉が売り。ちと高いけど、せっかくなので泥温泉にチャレーンジ! 温泉といっても、ここは「外国」。水着を着て入ります。 まず薄くにごっているお湯へつかって体を温める。そのあと泥風呂につれていかれて、しばしほっておかれる。 ダーリンと一緒に顔や肩に泥をなすりつけて、「すっごい美人になってたらどうする〜?」なんてアホなたわごとを言いながら、泥につかる(肌がつやつやになるとは宣伝されているが、美人になるなんて一言も宣伝なし)。 ん〜、体中が腐ったゆで卵になったみたいだー。  20分ぐらいしたらシャワーに連れて行かれて泥をおとして、おしまい。 ん〜・・・とくに目からうろこが落ちるほどの効果は感じないが・・・・ま、いいか。