Tiritiri Matangi

Biribi2006-01-12

オークランドから船で1時間30分ほどのところにあるティリティリ島で、今日はバード・ウォッチング。 この島はニュージーランド生来の鳥類を保護・観察するための保護地区で、1971年以来一般にも公開されるようになったのだそう。 鳥たちは敵から身を守るために飛ぶ力を身につけたけど、ニュージーランドでは鳥の天敵が少なかったため、鳥たちは飛ぶ代わりに大きく育ち太っていったそうな。 うん、たしかに、でかい鳥もいる。


朝9時に船に乗って、ティリティリ島へ。 途中、船内アナウンスで「イルカがいるよ」と船長がいうので、デッキに出てみる。 おぉぉぉぉ、いる、いる! イルカが泳いでる! 船長がいい人で、進行方向をちょっと変えてイルカの群れに近づいてエンジンを切ってくれる。 イルカが船の周りをスイスイ泳いでジャンプしたりしてる。 イルカは遊び好きって聞くけど、本当にそうなんだねぇ。 


ティリティリ島では一人5ドルでガイドつきのハイキングに参加。ひとグループ5〜6人で、ボランティアのおばあちゃんドロシーが私たちのガイド。 ガイドのドロシーがいろんな鳥の特徴や鳴き声や、島の発展・衰退の歴史なんかを説明しながら、時間をゆっくりとりながら4時間森の中を散策。 散策ルートの一部にビーチがある。海水のきれいさといったら、いままで見たことのないくらい、真水みたいに透明な海。ビーチが砂ではなく小石と貝殻なので、波打ち際も砂でにごらずにいる。


私は特に「鳥好き」というわけではなかったけど、説明を聞きながら森を歩いたり、実際に鳥の声を聞いたり見たりすると、どの鳥がステッチ・バードでどの鳥が文句言っているような声を出すか分かると楽しいし、 声の聞こえる方向にじっと目を凝らして鳥を見つけるとうれしいね。 


帰りのボートからは再びイルカを見ることができた。おまけに、ぷかぷかアヒルみたいに海にうかんでいる、ブルー・ペンギンという世界で一番小さいペンギンを見ることができた。 いつかまたここにくる機会があったら双眼鏡を持っていきたいな。